歌詞も依頼することもできたけども、

書きたいテーマがあるとはいえ、

さすがに、

これは、

なんてお願いすればいいかわかんないだろ…

ということで丸々自分で書いてみました。

よく、解釈が読み手によって変わる素敵な歌詞ってあると思いますが、

どうにもこうにも変わりようがありませんねこれは。

書かなくてもお分かりかでしょうが、

なんのストーリーなのか簡単にまとめると、

麻雀そこそこやってるけど、

覚えたての初心者のおじさんにボコられる

のお話ですね。

２番は、

そんでちょっとムキになって、負けて当然な打ち方になっていく

ですね。

まとめたらなんか泣けてきますね。

(笑)

えー、まず、タイトルがさ…

ロン～満貫～

(笑)

もう、

サブタイトルってだけでおもしろいじゃない。

ぜったいやりたかったのよ、サブタイトル。

実は初めはシリーズもののイメージで、

3Colors

三色は安目引く

の歌

とか、

ONE CHANCE

ってまじ通らない

ついでにノーチャンスも通らない

の歌

ってのがあって、

ロン

というのは序章のつもりだったんだけど、

想像以上に大変だったので、お蔵入りです(笑)

いや、歌詞を書くのはすごい楽しくて、

歌うのが辛すぎたので、

なんか今考えると、

歌いたかったのではなく、書きたかっただけなのではという感じ(笑)

なので、

もし、誰か歌ってくれるなら書きたいな。

それはそれでプレッシャーがあるか…

いや誰も歌わんやろ…

そうよ。

音楽を作っていただく前に、

ザックリこんな感じーと歌詞っぽく並べたものを送ってあって、

音楽出来てきたらまた書こーと思ってたら、

まさかの、そのままビシっと出来上がってきて、

なんと、

仮歌さんが歌ってくれてるやつが送られてきたのよ…！！

ちょ…

なにを歌わせてんねん…！！

仮歌さん…麻雀する人かしら…

やらない人だったらもう、なんか、どんな、お気持ちで…

ほんとすいません…

すごい上手に歌ってくれてるから、

すごい笑ったわ。

まさかそのまま来ると思わず、

ほんとテキトーだったし、文字数もよく考えてなかったかったので、

ここで修正に入りましたー。

いやあー、すごいむずかしかったーーー。

知識もないもんですから、

調べたり、考えれば考えるほど沼で、

妥協点見つけるのも大変であった…

いや、わかるよ、うん。

最終形アレで、『考えたのかよ』とツッコみたくなるのわかりますはい。

もっとも苦労したのが、

"譜割り"というやつですね。

初耳ですよ、その言葉すら。

えーと、説明力ゴミだけど、

♪　さいた

だと、

♪　さーいーたーーー

で、

マックス、

♪　ささいいたたたた

ここまで文字入るじゃん。

８こに対して、３もじ…‥‥…？

は？

みたいな。

どう分ければいいのさーーーーと。

んで、気になったのが、

「これ、勝手にイジっていいのか？」という部分で、

クリエイターさんに確認したところ、

『自由ですよ』と、

嬉しいやら悲しいやらなお返事をいただいて、

自由に組んでみることに。

自由って、目的地見つけるの大変だよな…

歌謡曲らしく、シンプルな繰り返しのモチーフで、

難しい言語を使わずに(知らんだけ)、

耳だけでなんて言ってるかわかるように、

メロディをできるだけ割らない形を目指して、

５と７というところにたどり着いたんですよ。

５、７だから、２、３やら、３、４やら。

途中、ともだちに三文字の言葉を教えてと言ってみましたが、

ひたすら四文字の言葉を紹介されて、喧嘩になったのでやめました。

三文字と言えば、

サビの、

それはおそろしい言葉て。

(笑)

いや引き算してったらこうなっちゃったのよ(笑)

色々な楽曲聞けば聞くほど、文字数に囚われてはいないのだなーと自由度を感じながらも、

性格的に、嵌めないと気が済まず、しつこくテトリス。

あまりにも音に合わないのもダメだろうし、

むっず！と叫びながらとった謎の方法はこちら。

• 

なんだこれ…

誰か正しいやり方教えてくれ…

んでさ、

やっかいなのが、

耳が慣れてきたら、

韻踏もうとし始める。

(笑)

いやムリムリムリムリ。

やめなさい。

そっちに気を取られて、組み合わせがおかしくなったりしだしたので、

忘れることにしました。

あえての崩しも必要なのだろうと、

ゆるいヘアアレンジも苦手な方ですが、

ちまちま崩しも入れましたー。

こう、２番から、ちょこちょこ譜割りが崩れていく感じ。

麻雀ってアガれないとテンションおかしくなってくるじゃないですか。

それです。

間違ったわけでも、

諦めたわけでもありません。

う、うそじゃないです。あえてです。

諦めたというと、

"グリーン"は最後まで粘ったけど、入れられず、諦めました…

カタカナ大好きなんですが、伸ばす棒あるとむずいよねー。

"コツコツと音が並ぶ"

とか、

"光るエラーメッセージ"、

"働けワーキングメモリー"というキメワードもあったのだけど、

どこに入れんねんってことで、こちらも泣く泣く諦めました。

"俺をまた襲うのは"

ってのも、

"また俺を襲う"

だったんですが、

マイルールを崩すことが出来ず、

音を優先しました…

そもそも"満貫"というワードも、元々はタイトルには使っていなくて、

歌詞の一部で

"だいたい満貫"

というシュールな使い方だったんだけど、

最後がしっかりオチっぽい音楽だったので、

むしろインパクト、として考えて逆算して入れ込んでいった感じ。

初めは、

ロン～破滅の呪文～

でした。

バルス…？

ともかく１番Ａメロは大フリなので、

真面目に書くの大変で…

最後のサビはもう、楽しくて仕方なかったなー。

書き始めると止まらなくて、

どんどん自分にしかわからない世界になっていくから、

抑えながら、大好きなダサい言葉達を並べました。

候補生↓

• 

ラグナロク…

あ、

もちろんですね、

解釈が読み手によって変わる、というか、

『よくよく読んだら実は麻雀の話かな？』的な、

ちょっとかっこいいめのやつも書いてはみたんだけど、

それ私が歌ってどうすんねん。

とあっさりやめました。

それに反して、一人称が"俺"なのは、

ちょっとだけ、"歌わされてる感"を持たせるためです。

矛盾野郎ですね…

めちゃくちゃ調べながら、日本語の勉強にもなってよかったなー。

なんかもう、

"では"

ってなんだ…？とか考えはじめて、

"に、おいては"

と置き替えて、平気か？とか、

もうなにやってんのかわけわかんなくなって、

いかに普段テキトーに文字を書いてるか痛感しましたね。

俳句なんかの、意味かぶりしてる言葉を削っていく作業あるけど、歌詞も似ているね。

最初に、"チカチカ光る"と書いてるのを発見してテヘペロ。

クリエイターさんに、

『歌詞で、"しかも"って初めて見た』

と言われた(笑)

いやはや、作詞家さんってすごいねえ。

こんな変な詞ではありますが、

いつか自分の文字達が歌になったらとの夢が、

実現してしまって、

笑える。

最高の経験をありがとうございます。

んでこれ誰が歌うん…

(笑)